すずまさアグリカフェ

すずまさ農園の日々。新潟にUターン新規就農した元SE夫婦の営農記録です。
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桜が満開です

カブの収穫調製が続いています。
この時期は、ずっと一日中小屋の中。

家の側には桜の木は無くて、去年は桜を見る事が無かったのですが、今の研修先には作業場の前に立派な桜の木があるんです。例年、カブの出荷が始まって終わる間に桜が満開になって散っていくとのこと。小屋作業の合間、この桜を見上げながら、咲くのを楽しみにしていました。

今日は抜けるような青空。
新潟市の他の桜に比べると、少し早いようですが、そろそろ満開になってきました!
桜が咲いた

4月に入ってから最低気温も落ち着いて、本格的な春が始まった感じがします。
東京から新潟に引っ越す際、新潟に縁がある方々に、新潟は春が一番綺麗なんだよ、と言われました。春は花が咲くし新緑の季節で、どこでも春は綺麗なんじゃないかとちょっと思っていましたが、今年、春が訪れて、本当に清々しく綺麗な季節だと感じました。

冬の間青空が余り見えなかったから?空が広いから?
よくわかりませんが、目の前にいっぱいに広がる青空はすごく澄んでいるように見えます。風も強いし、本当に澄んでいるのかも。春らしい白く薄い雲も、空をキャンバスに様々な形で広がっていて、昼も夕焼けもすごく綺麗。
二度と同じ模様が出来ない、和紙に柄を移す墨流しのような。

カブの出荷が終わるまでは小屋作業が続くけど、合間にこの満開の桜が見れるとグッと気分が変わります。
春、気持ちいいなぁ。

美鈴


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ネギの定植

ネギの定植は、「ひっぱりくん」という定植機を使って行います。
ネギ苗の定植の様子

チェーンポットという、チェーンのように一続きの形になる育苗箱に苗作って、それをこのひっぱりくんでひっぱりながら一列に土に移植します。

ねぎと言えば、ひっぱりくん。というくらい、ネギ業界では必須の道具です。(たぶん)
今日はあこがれの?ひっぱりくんデビューです。

後ろ向きに歩きながら、ひっぱります。
植えられていくネギの様子を見て、土のかかり具合をチェックしながら進みます。たくさん土がかかってしまうとネギが曲がってしまう原因になるので、かかりすぎず、根が土に隠れるように。

じーっと植えられていくネギを見ながら後ろに進んでいると、止まった時に勝手にひっぱりくんが進んでいるように見えてきました。気にせず続けていると、止まった時に地面がグニョグニョと動くように。
あんまりじっと見すぎて、目の錯覚が生じたみたいです。

それからは、たまに目線を外しつつ、進むようにしました。
後ろ向きに進んでいると、慣れない動きだからか、結構太ももやふくらはぎがパンパン。今日は風呂上がりに足のマッサージ器が活躍しそうです。

美鈴




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スイカ苗の定植

今日はスイカの苗を定植しました。

4月3日からカブの出荷が始まり、その合間を縫って、この4月はスイカやメロン、ネギ苗の定植をしていきます。

今日は研修での初苗定植。
熟練パートさん達と複数人で一気に植えます。

まずは、植える為の穴をあけて、そこに苗を配っていきます。
スイカの定植

コンテナに入れた苗を一つ一つばらして置いていくのですが、スイカの葉っぱが絡まりやすく、そして接木部分が折れやすい。。。苗は水に浸して水分を吸わせているので重いし、思ったよりも腕力と気を使いました。

苗は風で折れやすいので、畑に運ぶ時も風が当たらないように気をつけるし、畑に置く時も横に寝せて置きます。

配り終わった畝から、定植。
メロンに比べて、スイカの定植は気を使わないらしく、ものすごいハイペースでスイカが植えられていきます。私が植えていると、「そんなにご丁寧にしなくてもいいんだよ、こんな感じに」と、ちゃちゃっと植える様子を見せてくれるのですが、、、分かっててもそんなに早くは出来ません!

適当で良いかというとそういう訳ではなくて、ちゃちゃっと植えつつも、押さえるべきポイントがあります。
不慣れな私はそれを確認しつつ、スイカの葉が折れないように気をつけつつ、最初はしょうがないよね、と言い訳しながらスイカ苗を植えていました。

苗を植えたら、水を一株ずつあげてトンネルのビニールを閉めます。
これから数日は、トンネルを閉めて温度と湿気を保たせて、根が活着するのを待ちます。

一日中かけて、この畑のスイカ定植完了!
しゃがんでする作業や、重いものを腰をかがめて持つことが多く、結構腰にくる作業が多かったです。昨年1年間重たいものを運び続けたけど腰にそんなに違和感は感じなかったのに、この研修先に来てからは腰がピキッと痛くなったり動かす時や重い者を持った時に鈍い痛みを感じたりする様になりました。腰が痛いっていうのはこういう事なのかと実感。

こういう植えものの管理は腰に来る作業が多いのかも。
確かに、しゃがんでする作業が多かった。
ポットに土を詰めたり、種を蒔いたり、要らない葉を取ったり、鉢をずらしたり。

皆慣れるって言うけど、私は痛さよりも、年を取った時に腰が曲がるのが心配です。柔軟と普段の姿勢に気をつけよう。


美鈴


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育苗研修

今、研修先農家さんの所では、スイカ、メロン、ネギの苗を育てています。色々な苗の管理が見られるのはとても勉強になります。

野菜毎に気をつける事や繊細な度合いが違って、
この3種類の苗だと、接木をしたスイカ苗が一番繊細。

病気に弱いスイカは、強い台木の上にスイカの双葉の下の茎を切って差し込み、接木をして苗を作ります。
切り傷のあるスイカは、台木とくっつくまで十分な湿度と適度な温度を保つ必要があって、管理には気を使います。湿度と温度を確保する為に、ビニールハウスの中にトンネルを張って、床を温める装置を設置して、その中で管理します。
温度が上がり過ぎないように、でも極力日を当てるように、太陽ので具合を見て日除けを掛けたり外したり、苗の床の温度を調整したり。湿気が溜まりすぎないように、苗の入っているトンネルを換気したり。
湿度や温度が足りないと萎びてしまいます。
とにかく天候に合わせて、調整が必要で、一時も気が抜けません。スイカを作っている人は、3月の育苗期には、家は空けられず誰かが必ず家に居て苗を気にしている様です。
本葉が出た接木スイカ苗
(写真は、本葉がでてきた接木スイカ苗。よく見ると、双葉が2組。)

次に繊細なのはメロン。
水分が多いと病気になりやすく、発芽や苗が育つのにある程度の温度が必要、さらに根が余り強くないので植えているポットは常に暖かい状態にしてあげないといけません。
スイカと同様、地面を加温したビニールハウス内のトンネルで育てるのですが、特に小さな苗の頃はトンネルの中の温度が一定に成るように気を使います。

そして、一番気を使わない?のはネギ。
ネギで注意が必要なのは、発芽するまでの水分管理と20度程度の温度を保つこと。発芽に必要な温度はスイカやメロンに比べて10度低く、高温になりすぎると発芽しないです。
発芽した後は、ネギは寒さに強く、メロンやスイカに比べて水分の変化にも強いので、上記二つに比べるとグッと手間も気もかかりません。

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3月から研修を始める事ができたので、ネギの育苗もギリギリ播種から見れたし、スイカやメロンも一から見る事ができました。スイカやメロンは農家さんの側で、話を聞きながら一緒に作業をさせてもらって、ネギは播種時の水やりや発芽後の苗の管理をさせてもらいました。

それから、ある程度育って加温が必要なくなったネギ苗は、育苗ハウスとは別のハウスに移動して管理しています。こんな感じ。
ネギ苗ハウスの中

研修として、そのネギ苗ハウスの管理を私に任せてくれました。朝夕、ハウスの換気を調整したり、水をあげたりしています。これは本当にありがたい経験。

最初は戸惑いながら、コレで大丈夫か?と迷いながら。何度も中に入ってハウスの風の通りや温度を確認したり、風向きを再度確認したり。当たり前だけど、指示されてその作業をやるのと、自分の判断で決めるのではやっぱり全然得るものが違います。

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農家が野菜作りのためにすることは、野菜が育つ環境を管理してあげること。
土壌の水分、温度、空気の湿度。
土壌の養分や柔らかさ。
風の通り具合や日当り。
病気が出ないように、虫に食われないように。
美味しくなるよう、沢山収穫できるように。

トラクターで耕耘することも畝を立てることも、肥料を蒔くこともマルチを敷くことも。トンネルを張ることも全部その一環。
分かっていはいたことだけど、これまでは決まりきった一連の作業のようにも感じていました。
でも、苗作りの研修をして、これら作業は「野菜が育つ為の環境を整える、管理する」ということなのだと改めて納得することができました。

農家の技術とは、それぞれの野菜に適した環境を知り、時々の状態を読み取って、適した対応をとれることなんだと思います。なんだかざっくりとし過ぎな感じもしますが。

4月中には苗の定植が始まります。3月の育苗の結果がどうつながっていくか、とても楽しみです。


美鈴

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